俺妹

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

2009-09-20

HOLUX m-241の使い方(WindowsXPでBluetooth又はUSBを経由してNMEAセンテンスを取得する方法)

HOLUXのm-241を使ってNMEAセンテンスを取得する方法。
m-241はBluetoothまたはUSBを使ってNMEAセンテンスを取得することができます。

したがって、それを使ってさまざまなソフトでGPSレシーバからの情報(位置、時刻、その他)を利用できます。
特に、USBを用いる場合、ケーブル経由で電源供給ができるためm-241に電源を供給するためのケーブル接続(あるいは電池)が不要になるので便利です。
USBを使ったNMEAメッセージの取得ができないと思っている人もいるようなので特に書いておきます。

Bluetoothの場合
Bluetoothでm-241とペアリングします。
ペアリング後、COMポートを割り当てます。今回の例だとCOM2に割り当てられました。

これで、準備は終わったので、m-241をBluetoothが使える状態にしてWindows側で適当な通信ソフトなどを立ち上げます。
通信ソフトでm-241に割り当てたポートを開きます。
今回の例ではハイパーターミナルを用いて通信条件は8bit、9600bps、パリティなし、フロー制御はハードウェアという設定でやって見ました。
Bluetooth経由なので通信速度の設定はどうでもいいのかもしれません。

スクリーンショットのようなテキストデータが送られてきたらデータ取得できています。


USBの場合
USBドライバをインストールし、m-241をUSBで接続します。
デバイスマネージャで割り当てられたポートを確認します。今回の例ではCOM8に割り当てられました。

Bluetoothの場合と同様に適当な通信ソフトなどで動作を確認します。
今回は、ハイパーターミナルを使用し、8bit、38400bps、パリティなし、フロー制御はハードウェアという設定にしました。
Bluetoothの場合と同様にNMEAセンテンスが送られてきていれば正常動作です。

注意点
USBによるデータ取得の場合、通信速度をちゃんと設定する必要があるようです。最初、9600bpsに設定して試したのですが、文字化けが発生したデータが受信されました。m-241側のシリアル-USB変換ハードウェアの動作がそうなっているのだと思いますが、通信速度の設定が間違っていると適切なデータが取得できません。

以上を踏まえて、使用するソフト(地図やナビなど)で使用ポートと通信設定をしてやれば問題なく使用できると思います。

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