国内メーカーがいつまでたっても安価な高解像度ビデオカメラを出してくれないのでVadoとかFlipCamを買うか、あるいはアメリカからSONYの200ドルカメラでも輸入しようかとも考えるところだが、国内メーカー(が国内で販売している)製品でも全くないわけではない。
EXEMODEやYASHICAブランドや最近ではVictorが製品を発表したしSANYOの製品はもとの値段はともかく通販などでは十分安価に買えるHDビデオカメラを出している。
これらのカメラの画質などには色々と批判もあるものもあるが、最近流行りのYouTubeなどに投稿するための動画やメモ用には十分である。が、何点か押さえておくべき基本的なスペックをあげておきたい。メーカーの人がこのエントリを見ることがあるのなら製品に取り入れてもらいたい。
1.暗所性能
多少画像が荒れてもものが見えることは重要。明るいところでの性能が落ちてもこれを優先する方がよいと思う。
2.ステレオマイクまたは、マイク端子
これがあるのとないのでは製品の格が変わる。あると高級化するのではなくないと低級化する。ついでに音質も上げれば消費者はICレコーダを買う必要がなくなる。
3.連続録画時間
バッテリーの都合ではなくファイルシステムの都合で連続録画時間に制限があるのは不便。車載カメラで楽しむ人やコンサート、舞台、講義などを録画する場合には連続で少なくとも二時間以上は録画できてほしい。ファイルは別れていてもあとで繋げばいいのだから一ファイルに入る上限までしか連続録画できないなどというバカな制限は止めるべき。
4.音声モニタ端子
マイク音声を確認できるモニタ端子はあるととても便利だし、音声出力端子があれば携帯メディアプレイヤーとしても使えるようになる。
こんなところか。必須でない部分としては10倍ズームとか35mmフィルム換算で焦点距離28mm相当の広角レンズとかもあった方がよいが33mmくらいでもしかたないか。
このくらいの性能のカメラだったら先行する製品にたいして買値で一万円くらい上乗せしてもよいし既存の高価格高性能な家庭用ビデオカメラからの乗り換えもある程度期待できるのではないだろうか。記録画素数は1280x720で構わない、30fpsは必須。

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